1991-09-06 第121回国会 参議院 証券及び金融問題に関する特別委員会 第6号
零細小口の投資家を無視してはならぬという現在の大蔵省の指導であり、当然の義務でありますが、苦情内容はどのようになっているか。資料も提出願いたい。
零細小口の投資家を無視してはならぬという現在の大蔵省の指導であり、当然の義務でありますが、苦情内容はどのようになっているか。資料も提出願いたい。
○吉岡吉典君 零細小口預金者の利益を守るという点から、私は民営化はすべきでないという意見だけ述べて、時間ですので終わります。 —————————————
また現在、利用者の中にも、零細小口預金者にまじって法人の運転資金等の分割的な口座の使用といいますか分散して口座を使う、こういうものもあると指摘をされておるのであります。これらの汚名を返上するためにも郵政当局は、さらに名寄せというものを従来以上にも増して厳重に行う必要があると思います。
このように、国民公庫と中小公庫において利率が違うわけでございますが、まずこの点から御説明申し上げますと、国民公庫の場合には、御承知のように比較的零細小口の貸し付けでございます。したがいまして、一々小口の貸し付け一件ごとに代理店に送付いたしますと事務が繁雑になりますし、また代理店での貸し出しの事務の円滑化にも支障がございますので、大体十日ごとに一拝して資金を送付することになっております。
○政府委員(徳田博美君) 金融業者の体質改善ということでございますが、これは先ほど申し上げましたように、金融業者は全国で十五万ございますし、いずれも零細、小口あるいは個人が主体でございまして、現実面の監督となりますとこれは都道府県で実際に行っているわけでございますけれども、行政処理能力の点から言っても非常にむずかしいかと考えます。
とか、「山高さんが腰痛で欠席されたので、消費者代表は私一人、労働界と学者の一部の方が同調されたが、結局は賛成派が圧倒的で、郵便貯金のような零細小口のとらの子をどうするかの論議に大衆団体を代表する人をもっと入れないのはおかしいですよ。郵政審は役所代表が多過ぎる。」とか、こういうふうに述べておられるのが新聞でニュースとして出ていたわけです。これは天下に言明をしておられるわけです。
したがって、限度があるいわゆる零細小口の預金については、これは何としても預金者の経済生活というものの安定をいかに図っていくかという立場で守っていかなければならぬ、そういう使命があると思うのです。
割賦債権は零細小口で、代金回収は集金方式が多いため、一般金融機関がこれを担保に金融を行なうことは、事故の際の担保の実行の面から制約があります。そこで、割賦販売業者と一般金融機関の中間にあって、割賦販売金融を専門に行なう機関が必要であると指摘されております。 以上が中間報告の概要でありますが、実際にこれを実現しようとする場合には、いろいろと検討を要する問題があります。
○野口委員 武藤委員からも質問があったわけでございますが、国民金融公庫の性格というものは、巨額の、あまりに長く期間のかかる資金の貸し付けというようなものではなくて、零細、小口なものに対する事業助成資金としての意味であるとすれば、ここで、先ほど環境衛生金融公庫の中で考えられたような性格のものが入ってくることは、金融公庫の性格上問題が一つ残る。
○野口委員 据え置き期間の問題については、二十四年の十二月の国会ですか、そのときにも努力をするということをお答えになられておるのですが、なるほど、法文上や内規上から見ますと、ある期間はあるのですけれども、実質的に行なわれているのはそういうものではないという中で、ひとつこの据え置き期間の問題だけは、やはり相手が零細小口業者である立場を考えて、これは御検討願いたい、こういうふうに思うわけでございます。
○永井分科員 国民金融公庫の融資対象は零細、小口、したがって資金コストは高い、それに対して仕事がどんどんふえて、昨年は農地報償関係の仕事が持ってこられた。ことしはまた環境衛生ですか、その関係の仕事が持ってこられた、原資も幾らかふえておる、こういうふうに仕事の分量は相当ふえてきておりますが、一面金利の引き下げも行なったが、経費の増と金利の引き下げを企業努力で吸収するといっても限度があると思う。
○参考人(中村建城君) 私どもの方は、いわゆる零細小口金融ということなっておりまして、早く申せば、非常に、家業を発展したいから、多額の金を貸してくれというのには貸せませんので、全く現状維持、あるいは多少の今後発展して、将来市中金融機関等と取り引きを結んでいくという素地を作るための限度でございますが、どうしても低く押えます。そうして金が、資格に合う限りは、できるだけ貸したいと思います。
それをあなたがお読みになつておるかどうか知らないが、例外的に二百万円までの融資を行つていた国民金融公庫は、今度は本来の零細小口貸付の使命に立ち返つて、こういうことになつております。今までやつておつたことは、もう小品専門になつてしまつて、国民金融公庫がやつておつたことは、今後中小企業金融公庫がその任務を継承するのだ、こういうことがここに明白に表明されておる。読んで字のごとしだ。
公庫は現在例外的に二百万円までの融資を行つているが、これは本来の零細小口貸付の使命に立ち返り、とかく金融から取残されがちな国民大衆の生業資金を重点的に供給することとなる。この任務を中小企業金融金庫が負うことに、ここに明確に述ベられておると思うのであります。